戸令03 置坊長条

現代語訳「養老令」全三十編:第八編 戸令 全45条

○03 置坊長条(坊長を置くの条)


《原文》
凡京。毎坊置長一人。四坊置令一人。{掌。検校戸口。督察【《たてに女2つ》+干】非。催駆賦徭。}


《直訳》
京は、坊ごとに長を1人置くこと。4坊に令を1人置くこと。{職掌は、戸口を検校し、非盗を督察し、賦徭を催し使役すること}。


《意訳》
京には、「坊」ごとに「坊長」を1人置くこと。4坊ごとに「坊令」を1人置くこと。{坊長の職掌は、戸口の調査管理、違反の監督取り締まり、坊民の従事する賦徭を催して使役することとする。}


本
この条は、条坊制に基づく都の地区行政官について定めたものです。
坊長は「京職〔きょうしき〕」の下にあって、里長の都会版のようなものですネ。
坊民には桑を植えることは課せられてないんですね。さすが都会?

「坊」という区画についての詳細は当ブログの親サイトの「平安京」の項に書いてますので、よろしければそちらもご覧ください。


※個人的なメモ
→(9/15)【左辺に縦に女2つ+右辺に干】の字は【姧】。


posted 2010-09-11 11:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | カテゴリ:08:養老:戸令 現代語訳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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