戸令06 三歳以下条

現代語訳「養老令」全三十編:第八編 戸令 全45条

用語に関わる便宜上、1つとばして、その次の条3つを先に取り上げます。

○06 三歳以下条(三歳以下の条)


《原文》
凡男女。三歳以下為黄。十六以下為少。廿以下為中。其男廿一為丁。六十一為老。六十六為耆。無夫者。為寡妻妾。


《意訳》
男女は、3歳以下を「黄〔おう〕」とする。4歳〜16歳を「小」とする。17歳〜20歳を「中」とする。21歳以上の男性を「丁〔てい〕」とする。61歳以上の男女を「老」とする。66歳以上の男女を「耆〔き〕」とする。夫のいない独り身の女性は「寡妻妾」とする。


本
この条は、法的義務に関わる規定に用いられる年齢呼称を定めたものです。

3歳以下の幼児は、黄〔おう〕。
16歳までは、小男・小女。
20歳までは、中男・中女。
21歳から「働き盛りの男」として丁〔てい〕と呼ばれるようになり、
61歳以上で、老丁。女性なら老女。
66歳以上は、耆〔き〕。長老といった意味ですね。

現代において寡婦といえば未亡人ですが、ここで規定されている寡妻妾は、婚歴の有無に関わらず現在独身の女性という意味です。


posted 2010-09-13 19:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | カテゴリ:08:養老:戸令 現代語訳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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