平易に訳すって

余談ですが、官制大観は、少々格好悪くても、できるだけ平易かつ特定的な表現を用いるようにしています。

それでしばしば迷うのは、たとえば「具状発飛駅申奏」を、
「飛駅〔ひやく〕を発して仔細状況を申奏すること」と訳すか、
「緊急の使者を立てて詳しい状況を天皇にお知らせ申し上げること」とするか、というようなとき。
前者は、けっして難しい表現ではないと思いますが、用語に馴染みがあるかどうかで、おそらく正確に理解されないこともあるでしょう。

また、逓送のような語は、現代でも使われている言葉ではありますが、馴染みのない人もおられるでしょう。しかし、これを平易な表現にしようとすると、かなりくどい、読みにくい文章になってしまいます。(括弧)で注釈を付けるのも、多すぎるとかえって読みにくくなりますよね。

法律っぽい、あるいは、格好よさ"げ"な文章で書けないこともありません。しかし、そのせいで現代人が「即座に・正確に」認識できない文章になってしまっては、現代語訳の意義が損なわれると思うんですよね。現在思惑どおりにできているかどうかはともかく(^^;

まぁ個人が「物好き」でやってることですから、何をどうしなければいけない義務があるわけじゃないんですけどw

誰にでもわかる文章で「こんなふうに訳した方がスマートでわかりやすくない?」「ここ間違ってない?」など気付かれた方は、お気兼ねなくコメントで修正・訂正してくださいね。
(いずれ親サイトの訳文をこちらの訳文に差し替えます。その際に使わせていただく可能性がありますことをご了承ください。)



タグ:現代語訳
posted 2010-09-27 19:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | カテゴリ:雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。